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NITTSとNIPTSとは?

  • hearinghealth27
  • 2024年11月23日
  • 読了時間: 1分

2016年 JSTAGEのサイトに音響性聴器障害の非対称性に関しての検討という題名の論文が掲載されています。


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【考察】

強大音暴露により生じる一過性の聴力閾値変動をnoise―induced temporary threshold

shift (NITTS))と呼び、聴覚閾値が改善しない場合をnoise―induced permanent

threshold shift (NIPTS)と呼ぶ。

 NITTS後に、聴覚閾値が回復した場合でも不完全な状態でさらにNITTSが加わる

ことでNIPTSとなることがある。

 急性音響性聴覚障害において、難聴が軽度であ ればNITTSの可能性が高く、自

然に回復するものも多いが、発症時にNITTSとNIPTSと を鑑別することは困難であ

るため、臨床的には後者の可能性を想定してできるだけ早急に治 療を開始する。 

 また、騒音性難聴はNIPTSに毎日の騒音下作業によりNITTSが加わること で進行

するため、進行を防ぐためには予防と適切な聴覚管理が必要となる。

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